千葉県に完成した町工場+住居の工場併用住宅です。
敷地は商品・材料搬出入が便利な街道沿いにあります。前面道路側にトラックや商用車を駐車するスペースを取り、工場の作業効率が良いように細長く建物を配置し、2階に住戸を設けています。
1階の大空間は革細工の道具を製作する町工場です。
欧州の老舗ブランドの職人も愛用するアイテムを製作されていて、加工機械お設置や材料ストックなどのため、広々とした空間を求められていました。
仕事中も気分転換に外の景色が見たい
工作機械が入るワンルーム的な工房をつくりたい
シンプルミニマルデザインの建物にしたい
納品のクルマを横付けできる駐車場を確保したい
外観は箱型のミニマルなデザインとしました。また横連窓を工房に設け、外の景色に目をやることできるようにしてあります。
構造はコストを意識して木造軸組工法として、柱と筋交いのピッチを工作機械の間に立てるように考えられています。
外観の庇は雨天でも納品出荷が行いやすいように建物巾一面に取り付けて、デザインの特徴にしてあります。
道路に並行したリニアな外観。
工房の入り口ドアは工作機械を入れるため大型に。 住戸入り口は独立して手前に配置した。
工房はワンルーム的な空間で高い天井高さを確保。 右の小スペースは事務室として使用予定。
事務所スペースは半透明の引き戸で仕切。 小さな庭に面して開口を配置した。
2階の住まいへの階段
2階のLDK
キッチンから見る
玄関夜景です。 大きな開口は観音開き式で大型機械を搬入するための物で通常は左の開きドアのみ使います。
夜景外観
シンプルでミニマルなデザインが気に入って頂いています。
このあと、増築棟の設計も依頼しました。