ヘアドライヤーの騒音やシャンプー台の慌ただしさ、ヘアスプレーの匂いとは無縁の、静かな時間が流れるヘアサロンです。
この京都のヘアサロンは、余分な装飾をそぎ落とした、素朴でミニマルな空間として設計しました。私たちのデザインは、このサロンの創設者である理容師が髪をカットする所作から着想を得ています。シンプルな動作、無駄のないライン、そして細部まで行き届いた感覚。その姿勢を空間のデザインにも反映しました。
サロンで使用される製品と同様に、素材選びにもこだわり、細部に至るまで丁寧に設計されたオーダーメイドの空間となっています。繊細さと現代性のバランスを大切にしながら、訪れる人にとって落ち着いた時間を過ごせる場所となることを目指しました。
このヘアサロンは、訪れる人一人ひとりに寄り添う、温かくパーソナルな体験を提供する空間です。
・以前はパン屋として使用されていた建物のため、ヘアサロンとして利用するには全面的な改修が必要
・限られた予算の中で、必要な機能とデザイン性を両立させたい
既存建物は以前パン屋として使用されていたため、ヘアサロンとして利用するには動線や設備計画を含めた全面的な改修が必要でした。本計画では、サロンとして必要な機能を整理しながら空間構成を見直し、シンプルで使いやすいレイアウトとしました。
また、限られた予算の中で空間の質を高めるため、素材や仕上げは必要最小限に絞り、無駄な装飾を省いたミニマルなデザインとしています。素材の質感を活かすことで、シンプルでありながら落ち着きのある空間を実現しました。
機能性とデザイン性のバランスを取りながら、訪れる人がゆったりとした時間を過ごせるヘアサロンとなるよう計画しています。