築50年の中古戸建住宅をフルリノベーションしました。
既存住宅は、急勾配の階段や老朽化した水回りなど、現在の生活には使いにくい部分が多く見られました。これらは新しく更新し、住みやすい住宅へと再生しています。
内装は、ラワン合板やフレキシブルボードなどの素材を用い、現代的でシンプルかつカジュアルな印象に仕上げました。一方で、既存の柱や梁、昔の古建具など、建物が持つ魅力的な要素は可能な限り残し、新しい素材と調和するようデザインしています。新旧の要素がバランスよく共存する空間を目指しました。
また、機能面では断熱補強と耐震補強を実施しています。
断熱面では、サッシの交換や断熱材の充填を行い、快適性の向上を図りました。耐震面では、基礎や耐力壁の補強工事を行い、建築基準法で定められた耐震性能を満たしています。
意匠性と機能性の両立を図りながら、安心して長く住み続けることのできる住まいを実現しました。
・旧耐震基準で建てられた建物のため、耐震性能に不安がある
・既存の階段が急勾配で、日常的に使いづらい
・断熱性能がなく、夏は暑く冬は寒い住環境になっている
本計画では、旧耐震基準で建てられた住宅であることから、まず安心して住み続けられる住まいとするために耐震補強を行いました。基礎や耐力壁の補強を実施し、現在の建築基準法で求められる耐震性能を満たすよう計画しています。
また、既存の階段は勾配が急で日常的に使いづらかったため、階段の形状を見直し、上り下りしやすい安全な階段へと改修しました。
断熱性能についても、サッシの取替えや断熱材の充填を行うことで住宅全体の断熱性能を向上させ、夏の暑さや冬の寒さを軽減し、快適に暮らせる住環境を整えています。
これらの性能面の改善とあわせて、既存の柱や梁、古建具など建物が持つ魅力的な要素を活かしながら、新しい素材や内装と組み合わせることで、新旧の魅力が調和した住空間をデザインしました。