福岡市で、すでに所有している土地に二世帯住宅を建てる予定です。建築予算は6,000万円前後を想定しています。
親世帯は60代、子世帯は夫婦+子ども1人で、今は同居前提ですが、将来的に生活リズムや介護の必要性が変わる可能性も考えています。
完全分離にするとコストが上がりそうですし、かといって共有が多すぎるとお互いに気を遣いそうで悩んでいます。この予算感で、実際にはどの程度まで分離・共有のバランスを取るケースが多いのでしょうか?また、後から使い方を変えやすい二世帯住宅にするために、最初から考えておいた方がいい点があれば知りたいです。
福岡市で土地を所有されていて建築予算6,000万円前後という条件であれば、住宅規模や仕様次第ではあるものの、完全分離含め広い選択肢の中で二世帯住宅を考えることができる印象です。完全分離か共有型か、どこまで共有するかは「今」と「将来」で使い方が変わることを前提に考えていくと良いかと思います。
実際には、玄関は共有、世帯ごとに生活の中心となるLDKと水まわりを分ける「部分分離型」を選ぶ方が多いです。日常の生活リズムは保ちやすく、建築コストも完全分離より抑えやすくなります。一方で、将来どちらかの世帯が独立したり、介護が必要になった場合に備えて、もう一方の世帯側にもミニキッチンを追加できるスペースや配管計画を仕込んでおく、といった考え方も現実的です。最初から設備をすべて入れなくても、「後で入れられる」余地をつくることで、初期コストと将来の自由度のバランスが取れます。
後から使い方を変えやすくするためには、構造計画と動線計画が特に重要になります。例えば、世帯間を隔てる壁を耐力壁(建物を支える重要な壁)にしすぎないことで、将来の間取り変更がしやすくなりますし、階段や廊下を共有ゾーンとして計画しておくと、同居・分離どちらにも対応しやすくなります。また、音や生活気配に関するストレスは、間取り以上に床や壁の構成、天井のつくり方で大きく変わるため、このあたりは仕様の選び方が効いてきます。
ハウスメーカーでも二世帯住宅は対応可能ですが、将来の可変性まで含めて細かく設計したい場合は、建築家・設計事務所による完全自由設計がおすすめです。初期の要望整理の段階で「今は同居前提だが、10年後は分からない」という前提をきちんと共有できると、過度に分けすぎず、かといって我慢を前提にしない、ちょうど良い距離感の二世帯住宅を形にしやすくなります。
ご希望に合わせて、二世帯住宅を得意とする建築家・設計事務所のご案内も可能ですので、よろしければお気軽にお問い合わせください。
二世帯住宅は互いの距離感をどう設計するかが非常に大切になってきます。
完全分離か部分共有かだけでなく、ライフスタイルの違いや価値観の違いからどのような距離の取り方が互いに許容できるのかをしっかり話し合いながら進めることが大切だと思います。
完全分離型ではありますが、当事務所が設計した住宅に二世帯住宅の「池田の家」があります。
当事務所のホームページではYoutubeによるルームツアー動画もご覧いただけるようになっています。
是非参考にご覧ください。
当事務所にご興味をお持ちいただけるようであれば、是非一度詳しいお話をお聞かせいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
若林 秀典
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